人事部の女神さまの憂いは続く
「えー、なんだよ、ふじっきー。なんかいつもと違って、歯切れ悪くない?そこは兄ちゃんとして、ちゃんと言ってやんないとだろ」
言いながらグラスをドンっとちょっと乱暴に置いた大輔さんは俺の肩に手を置いて
「巧、残念だけど、その女、巧に落ちることは、100%ない」
いきなり、とんでもないダメージをくらわせてきた。
100%?
たしかに、今は相手にされてない感じはするけど、これからだって思ってたのに・・・。なんだか納得がいかないのが表情に出ていたのか
「まぁ、まぁ、そう不貞腐れんなよ。でも、そういう顔してると、ちょっとニシユリに似てるな」
くすっと笑ってくる大輔さんに、イラっとしてしまう。
「100%って、そんなのわかんないじゃないですか」
「いや、100%だな。しかも、その女、多分すげー性格わりーぞ」