愛をください

次の日

雄一は姉に別れを告げた

なちが好きだと

姉は笑って知ってたよ

そぅ言った

あたしにとって雄一の存在は

大きくなっていた

ある日姉のバイトの日

雄一に誘われた

あたしと雄一は夜

ドライブにいった

な「お兄ちゃんドコいくの??」

姉と付き合った時から

あたしは雄一をお兄ちゃんと

呼んでいた

雄「ないしょッ!ってかお兄ちゃんってもぅやめない??」

な「だって…なんて呼んだらいいかわかんないし…」

雄「はは、雄一って呼んでよ」
な「わかった…雄一」

雄「なち」

そんなこんなで

雄「なち着いたよ」

な「うわぁ!綺麗ッ」

そこには草むらの向こうに

星の様に散らばる

夜景が広がっていた

雄「ここはあいつも連れてきたことないんだぜ。なちが初めてだよ」

な「こんな綺麗な夜景はじめて見た…ありがとう」

雄「なち、俺は世界中でなちが一番好きだ。愛してる」

な「…ありがとう。あたしも好き。愛してる」

雄「なんか恥ずかしいな。今地球に俺らしかいないみたいだ」
な「二人だけの世界だねっ」

あたしはすごくすごく幸せだった
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