愛をください

付き合いだしたあたしと雄一

この日は雄一の家に行った

その時

な「う゛っ」

いきなり吐き気がして

あたしはトイレで吐いた

雄一は心配そうにあたしを見ていた

そしてはっとしたように

雄「なち、お前まさか妊娠してるんじゃないか??」

あたしは一気に青ざめた

雄一とはまだしたことがない

あとは…レイプ

次の日

雄一はちょうど仕事が休みだった

あたしは学校を休んで

ふたりで病院に行った

結果は……

医「おめでとうございます。妊娠3週目です。」

あたしは崖から突き落とされたような気持ちだった

車の中で

雄「なち、確かにお前のお腹にはレイプしたヤツとの子供がいるし、お前もまだ高校生だ。だけど中絶はなちにも負担がかかる。もし産みたいなら俺が養うから結婚だって考えてるよ」

な「嬉しいし罪のない赤ちゃんを殺すのはイヤだょ…だけど、あんなヤツとの子供を雄一と育てるのはもっとイヤ」

雄「そっか。何があっても俺がなちを守るから安心していいからな。」

な「ありがとう」

あたしは中絶をきめた
< 20 / 29 >

この作品をシェア

pagetop