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手の甲で涙をぬぐい、満面の笑顔で振り返る。


大好きな2人が、困惑した表情を浮かべてあたしを見ている。


「お願い、生きて!!」


美夏はそう叫ぶと、グラウンドの外へと足を踏み出したのだった……。
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