恋はたい焼き戦争


「大丈夫?」

「…ありがとう…」





何とか気持ちが少し落ち着いて、勇輝君から体を離す。





「ね、わかったでしょ?鈴は特別なんだ。
一般人とは釣り合わないんだよ。
鈴の相手は僕以外にいないんだ」

「…うん」

「僕ならわかってあげられる。
僕なら傍にいてあげられる」

「うん…」





そうなのかもしれない。


みんなの見る目が怖かった。


『マジかよ笑えねえ』


そんな声も聞こえた。


『怖い…』


そう言われるのも仕方ないのかもしれない。



だって、私は普通と違うんだから。

みんなと、違うんだから。


もしかしたらここにいたのも間違いだったのかも…

みんなと一緒にいるべきでもなかったのかも。


私……全部を間違えたのかな…
< 135 / 136 >

この作品をシェア

pagetop