恋はたい焼き戦争
「大丈夫?」
「…ありがとう…」
何とか気持ちが少し落ち着いて、勇輝君から体を離す。
「ね、わかったでしょ?鈴は特別なんだ。
一般人とは釣り合わないんだよ。
鈴の相手は僕以外にいないんだ」
「…うん」
「僕ならわかってあげられる。
僕なら傍にいてあげられる」
「うん…」
そうなのかもしれない。
みんなの見る目が怖かった。
『マジかよ笑えねえ』
そんな声も聞こえた。
『怖い…』
そう言われるのも仕方ないのかもしれない。
だって、私は普通と違うんだから。
みんなと、違うんだから。
もしかしたらここにいたのも間違いだったのかも…
みんなと一緒にいるべきでもなかったのかも。
私……全部を間違えたのかな…