元カノがめんどくさい
心なしか沈んだ僕を…
奈々が明るい話題で盛り上げる。
しっかりしなきゃ、と思った矢先。
「そうそうっ。
この前、走ってる車の助手席で、カップ麺を食べてる人がいて…
すごくないですかっ?
私だったら絶対こぼしそう!
男の人にしか出来ない荒技ですよねっ」
「っ…
僕の友達にもいるよ、そんな人…」
カップ麺なんて日常茶飯事で、どれだけヒヤヒヤした事か。
それどころか…
*
*
*
司沙をバイト先に送る最中。
「時間ないから車で食べよっ」
コンビニで買った夕食を、ガサガサと膝に広げる姿が視界に入る。
「蓮斗っ?
揺らさないよーに急いでっ!」
またムチャな注文を…
何を買ったんだかと、その夕食を横目に映して…
驚愕する!
「ええっ!そーめん!?
え、そーめんっ!?
それ車で食べるのっ!?」
「別にカップ麺と変わんないじゃん。
あ、でもっ、つゆこぼれそ〜っ!」
なんてキャッキャと笑う。
頼むからこぼさないでよっ!?
奈々が明るい話題で盛り上げる。
しっかりしなきゃ、と思った矢先。
「そうそうっ。
この前、走ってる車の助手席で、カップ麺を食べてる人がいて…
すごくないですかっ?
私だったら絶対こぼしそう!
男の人にしか出来ない荒技ですよねっ」
「っ…
僕の友達にもいるよ、そんな人…」
カップ麺なんて日常茶飯事で、どれだけヒヤヒヤした事か。
それどころか…
*
*
*
司沙をバイト先に送る最中。
「時間ないから車で食べよっ」
コンビニで買った夕食を、ガサガサと膝に広げる姿が視界に入る。
「蓮斗っ?
揺らさないよーに急いでっ!」
またムチャな注文を…
何を買ったんだかと、その夕食を横目に映して…
驚愕する!
「ええっ!そーめん!?
え、そーめんっ!?
それ車で食べるのっ!?」
「別にカップ麺と変わんないじゃん。
あ、でもっ、つゆこぼれそ〜っ!」
なんてキャッキャと笑う。
頼むからこぼさないでよっ!?