劇団「自作自演」
随分、痛いところを突いてくる。いや、刺してくる。
私は今、敦くんに烙印を押されたのだ。
「アンタは、周りと同じだ。」
という屈辱的な烙印を。
あのクラスの連中、敦くんの言う、受刑者共とアンタは一緒だよ。そう言われたのだ。
一緒に、一括りにされてしまったのだ。
私は違う。受刑者なんかじゃない。
でも……ほら、この「でも」を使ってる時点で、私は受刑者なのだ。
周りと一緒に、一括りにされないためには、私はそれを受け入れるしかない。
しかし……(やっぱり使ってしまう。)受け入れるという大人の対応をすることで、結局のところ、事態は何も変わらない。
だから、余計にタチが悪い。「突いてくる」という表現を、「刺してくる」に変えたのは、このことからだ。