アンティークドール



「また……おまえなのかよ……?」


息がだんだんと荒くなっていく中で、俺はアンティークドールに聞いた


『……だから…謝りにきたんじゃない……』


俺は勢い余って、アンティークドールの胸ぐらを思いっ切り掴んだ


「………ふざけんなよ…?」



アンティークドールは身軽で、少しの力で浮上った


俺は上を見上げて睨み付ける


ふと、俺は手を離した


なんで……か?



それはあまりにも彼女が悲しそうな顔をして俺を見つめていたから…


「な…んで?そんな…」

『残念…ね、あんなにいいお母様がお亡くなりになるなんて…』


亡くなる…



その言葉に再び怒りを誘われる





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