アンティークドール
「………」
『ゴメンなさい』
アンティークドールらしくなく、沈んだ声で謝っていた
ただうつむいて
こうしてみると、悪さをして怒られるのに怯えている幼い少女みたいだ
「別にいいよ…」
『情けをかけられたくないわ、怒られるのが私の本望なの』
彼女は急に大人びて、シン…と周りは静まり返った
「それじゃダメだろ」
『どうして?』
彼女はいたって冷静に、取り乱さす尋ねてきた
「それじゃ罰にならないから」