アンティークドール
俺は買ったビニール袋をぶらぶらと振りながらアンティークドールに背をむけてあるいた
アンティークドールが点になるまで、無言で歩き続けた
そして見えなくなったら学校まで走る
離れない
アンティークドールのあのか細い声が
甘くてしつこく耳にとりついて離れない
ごしっと真っ赤になった耳をこすり、脳内から妙な考えを抹消する
俺…こんなに真っ赤になっちゃって…なんかアンティークドールが好きみたいじゃん
人形相手に…やばいよな
つか、真千を殺した張本人を…恨まないといけないはずなのに…
なんだよコレ…?