アンティークドール



「おまえも…ないな」


ユージが俺を見て、鼻で笑ったので少しカチンときた




「俺は天才だから」


ユージに自信満々で言った



「そぅかよ!だったら早く謎を解けよ、そして斑を殺した奴を見つけて」


「わかってるさ!」


ユージは半分冗談で言ったつもりみたいで、俺が本気で切れた事に対して驚いた



「なんだよ…、そんなに怒るなよな~…!冗談なんだからさ」



「……冗談でその事に触れるなよ」



キッとユージを睨む


「はいはい!あんたたちケンカしてないで手伝いなさいよ」


星麗那が止めに入った



「みんな忙しいんだから!ケンカするヒマがあったらちゃんとしなさい!」



なんかお母さんみたいだ

死んだお母さんがいるようで



思わず悲しい顔になる


そして気付く



まだ、母の死を引きずっている事





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