ほしの、おうじさま
まず大元の機械の電源を入れて、次に一号機のコンピューターを立ち上げて…という風に順序良く行わなければならないのだった。
そして1日の業務が終了した後はその逆の順番で電源を落として行く。
ちなみに、電算機立ち上げと落としの作業はそれぞれ早番と遅番のオペレーター室担当者が行う決まりなのだけれど、新人が入った年だけは変化がある。
係長と同じシフトで動く指導期間中、つまり最初の一ヶ月間だけは、オペレーター室担当であるなしに関わらず、必ず新人がその役目を担うのだ。
繰り返し行う事ですんなりと手順が頭に入り、なおかつ後々までしっかりと記憶に刻まれるかららしい。
確かに、いくらマニュアルがあるとはいえ一回教わっただけで大分日にちが経ってから「じゃあ一人でやってみなさい」と言われても、大いに不安だし戸惑うだろう。
そういう点でもちゃんと新人の事を考えて下さっているんだな~としみじみ思う。
「念の為マニュアルは開いてるけど、ほとんど確認する事なくスイスイ動いてるもんな。もう、朝の立ち上げに関しては俺が付いていなくても大丈夫そうだね」
「い、いえ」
渡辺さんのそのお褒めの言葉に大いに恐縮しながらも返答した。
「係長がとても丁寧に教えて下さるので、私でも何とか覚える事ができました」
そして1日の業務が終了した後はその逆の順番で電源を落として行く。
ちなみに、電算機立ち上げと落としの作業はそれぞれ早番と遅番のオペレーター室担当者が行う決まりなのだけれど、新人が入った年だけは変化がある。
係長と同じシフトで動く指導期間中、つまり最初の一ヶ月間だけは、オペレーター室担当であるなしに関わらず、必ず新人がその役目を担うのだ。
繰り返し行う事ですんなりと手順が頭に入り、なおかつ後々までしっかりと記憶に刻まれるかららしい。
確かに、いくらマニュアルがあるとはいえ一回教わっただけで大分日にちが経ってから「じゃあ一人でやってみなさい」と言われても、大いに不安だし戸惑うだろう。
そういう点でもちゃんと新人の事を考えて下さっているんだな~としみじみ思う。
「念の為マニュアルは開いてるけど、ほとんど確認する事なくスイスイ動いてるもんな。もう、朝の立ち上げに関しては俺が付いていなくても大丈夫そうだね」
「い、いえ」
渡辺さんのそのお褒めの言葉に大いに恐縮しながらも返答した。
「係長がとても丁寧に教えて下さるので、私でも何とか覚える事ができました」