ほしの、おうじさま
お二人は「オペレーター室」用のポット二つをカウンター上から持って来ると、中身を桶の中にあけ、元の位置に戻した。
次いで伊藤さんが蛇口を捻って水を注ぎ入れ、頃合いを見計らって指先でちょいちょいと触れて温度を確認する。
「ん、こんなもんかな。自分の手を浸しても大丈夫なくらいの温度にまで下げて下さい」
「で、オペレーター用のポットのお湯は使いきりましたけど、マーケティング課の方にまだ残っているみたいだから、途中、桶の中のお湯の交換に使わせてもらいますね」
「といっても、マーケティング課は8人なので、これから星さんが一人で当番をやる時は、「お湯の交換」っていうのは別に必要ないと思います。使いきれなかったら捨てちゃって構いませんので。反対に、足りない場合はもちろん湯沸し器からお湯を汲んで大丈夫ですよ。とにかくポットの残り湯を無駄にしない為のシステムですから」
「そうしましたら、右側の桶の方にこの回収して来たカップをどんどん浸して行きます」
「あくまでも入る分だけですけどね。うちみたいに大所帯の所とか、いくつかの課で合同で洗い物をする場合なんかは一度に全部は納まらないので適当な量で区切ります」
お二人は交互に言葉を発して私への解説を続ける。
「ひとまず第一弾はこのくらいにしておこうかな。あ、それで、緑茶用の急須と、コーヒーの粉を入れる為のスプーン、それを立てておく専用のコップがありましたよね」
次いで伊藤さんが蛇口を捻って水を注ぎ入れ、頃合いを見計らって指先でちょいちょいと触れて温度を確認する。
「ん、こんなもんかな。自分の手を浸しても大丈夫なくらいの温度にまで下げて下さい」
「で、オペレーター用のポットのお湯は使いきりましたけど、マーケティング課の方にまだ残っているみたいだから、途中、桶の中のお湯の交換に使わせてもらいますね」
「といっても、マーケティング課は8人なので、これから星さんが一人で当番をやる時は、「お湯の交換」っていうのは別に必要ないと思います。使いきれなかったら捨てちゃって構いませんので。反対に、足りない場合はもちろん湯沸し器からお湯を汲んで大丈夫ですよ。とにかくポットの残り湯を無駄にしない為のシステムですから」
「そうしましたら、右側の桶の方にこの回収して来たカップをどんどん浸して行きます」
「あくまでも入る分だけですけどね。うちみたいに大所帯の所とか、いくつかの課で合同で洗い物をする場合なんかは一度に全部は納まらないので適当な量で区切ります」
お二人は交互に言葉を発して私への解説を続ける。
「ひとまず第一弾はこのくらいにしておこうかな。あ、それで、緑茶用の急須と、コーヒーの粉を入れる為のスプーン、それを立てておく専用のコップがありましたよね」