ほしの、おうじさま
「通常」はその名の通り、普通に12時から13時までが昼休みで、片や「早番」は窓口の交代時刻である13時10分から14時10分までがそれに当たるからだ。

そして我が課のオペレーターさんはというと、大人数、特に比率的に多い早番の人に一度にゴソッと抜けられてしまうと残された側が負担となるので、早番Aグループが11時45分から12時45分まで、Bグループが12時15分から13時15分まで、そして遅番Aが12時45分から13時45分、Bが13時15分から14時15分、という風にとても細かく分けられているのである。

なので、あえて説明はなかったけれどその日遅番Bだったのであろうお二人が、そのタイミングで受付の人と社食でかち合うというのは充分に納得できる事なのだった。

ちなみに何故受付の人にも「早番」があるのかというと、一階ロビーの総合案内にて来客者応対をするのは9時から17時半の間なのだけれど、だからといって朝9時ぴったりにカウンター内に入っていれば良いという訳にはいかないからだ。

それより前に、お客様を迎い入れる準備を完了しておく必要があるので、8時50分を始業開始、つまり持ち場に着く時間としたのだった。

始まりはそれとして、では窓口の応対を終了させる時はどうなのかというと、そちらの時刻は17時半。
< 167 / 241 >

この作品をシェア

pagetop