ほしの、おうじさま
先週金曜日のお昼前、まさしく野崎さんの精神が荒れまくるような、あのハプニングがあったんだもんね…。
「え?そんな、星さんが気に病む必要なんかないんですよ?」
福田さんが慌ててフォローして下さった。
「同期だからって代わりに尻拭いをしてあげなくちゃいけない道理なんかないんですから」
「そうそう。私達もそんなこと望んでないですし」
伊藤さんもすぐさま後に続く。
「とにかくそういう事があったんですよ、っていうお話がしたかっただけですから。心の片隅にでも留めておいてもらえれば」
「それに、今までは抑えてたとしても、あんな強烈な性格の人じゃ、星さん達同期にもそのうち突然牙を剥くかもしれないし。注意喚起も込めてのご報告ですから」
「あ、はい…」
『もうすでにそのイベントは起きちゃっているのです…』という心の呟きは当然出力せずに思い止まった。
野崎さんの恋愛感情に絡んでいる事なんだから勝手に広めない方が良いだろうし。
「あー、でも、星さんに話したら大分気分が晴れやかになりましたよー」
すると福田さんは言葉通り、とても清々しそうな表情、声音でそう感想を吐き出した。
「まさに『王さまの耳はロバの耳』だわ。聞いて下さってありがとうございました」
「い、いえ、そんな」
「さて、それじゃあ本来の任務をさっさか終わらせましょうか」
そして伊藤さんが話を締めくくり、自分自身と私達に発破をかける。
「え?そんな、星さんが気に病む必要なんかないんですよ?」
福田さんが慌ててフォローして下さった。
「同期だからって代わりに尻拭いをしてあげなくちゃいけない道理なんかないんですから」
「そうそう。私達もそんなこと望んでないですし」
伊藤さんもすぐさま後に続く。
「とにかくそういう事があったんですよ、っていうお話がしたかっただけですから。心の片隅にでも留めておいてもらえれば」
「それに、今までは抑えてたとしても、あんな強烈な性格の人じゃ、星さん達同期にもそのうち突然牙を剥くかもしれないし。注意喚起も込めてのご報告ですから」
「あ、はい…」
『もうすでにそのイベントは起きちゃっているのです…』という心の呟きは当然出力せずに思い止まった。
野崎さんの恋愛感情に絡んでいる事なんだから勝手に広めない方が良いだろうし。
「あー、でも、星さんに話したら大分気分が晴れやかになりましたよー」
すると福田さんは言葉通り、とても清々しそうな表情、声音でそう感想を吐き出した。
「まさに『王さまの耳はロバの耳』だわ。聞いて下さってありがとうございました」
「い、いえ、そんな」
「さて、それじゃあ本来の任務をさっさか終わらせましょうか」
そして伊藤さんが話を締めくくり、自分自身と私達に発破をかける。