ほしの、おうじさま
しかし、ほんの十数分の作業だったというのに、その何倍にも感じる、とても密度の濃い時間を過ごしてしまった。
野崎さんに関するびっくり仰天のお話を聞いてしまったから。
社内で働く派遣さん全員を敵に回すような発言をしてしまって、野崎さん、これから大丈夫なのだろうか?
お二人は話を広めるのを躊躇しているみたいだけれど、社食には色々な方が出入りしているのだから、別の誰かがその会話を耳にしていてそっちルートから拡散されてしまう恐れはある。
また、とっさにそんな攻撃的な言葉が出たという事は、野崎さんは普段からそういった感情を抱いていて、すでに第三者にその胸の内がバレてしまっている可能性もある。
大きなトラブルに発展したりしなければ良いんだけど…。
「あ、星さんおかえり」
なんて事を悶々と考えながら歩を進めている間にマーケティング課に到着していた。
渡辺さんのお迎えの言葉にハッと我に返る。
「もう間もなく定時だから、いつものようにデスク周りの整理整頓よろしく」
「はい」
私はコックリと頷き、ひとまず就業時間内は業務に没頭するべく、頭を切り替え、動き出した。
翌日、私は遅番のオペレーター室担当であった。
10時半前に出勤し、渡辺さんにフォローしていただきながら慌ただしく動き回っているうちに瞬く間に昼休憩に突入する。
女性の先輩は二人とも早番なので、お弁当は一人で食べる事になる。
野崎さんに関するびっくり仰天のお話を聞いてしまったから。
社内で働く派遣さん全員を敵に回すような発言をしてしまって、野崎さん、これから大丈夫なのだろうか?
お二人は話を広めるのを躊躇しているみたいだけれど、社食には色々な方が出入りしているのだから、別の誰かがその会話を耳にしていてそっちルートから拡散されてしまう恐れはある。
また、とっさにそんな攻撃的な言葉が出たという事は、野崎さんは普段からそういった感情を抱いていて、すでに第三者にその胸の内がバレてしまっている可能性もある。
大きなトラブルに発展したりしなければ良いんだけど…。
「あ、星さんおかえり」
なんて事を悶々と考えながら歩を進めている間にマーケティング課に到着していた。
渡辺さんのお迎えの言葉にハッと我に返る。
「もう間もなく定時だから、いつものようにデスク周りの整理整頓よろしく」
「はい」
私はコックリと頷き、ひとまず就業時間内は業務に没頭するべく、頭を切り替え、動き出した。
翌日、私は遅番のオペレーター室担当であった。
10時半前に出勤し、渡辺さんにフォローしていただきながら慌ただしく動き回っているうちに瞬く間に昼休憩に突入する。
女性の先輩は二人とも早番なので、お弁当は一人で食べる事になる。