放課後、ずっと君のそばで。


コウちゃんの目線が私のいる非常階段に向いた。


本当に向いたのかここからはハッキリとわからなかったけど、反射的にしゃがみこんで隠れる。


ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド。


突然の動きに対応しきれない心臓が、暴れ狂う。


ば、バレたかな。

私がここで部活サボってるの。


大丈夫だよね?


グラウンドから見ても、私だってことはわからないはず。


バレてないバレてないと、自分に言い聞かせたけど、私はしゃがみこんだまま動かなかった。 


もしもの時の為に、もう少し時間をおいて動こう。


どうせ、部活に行く気もないし......。





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