だから、お前はほっとけねぇんだよ
「賑わってるねー!」
夜店が並ぶ、神社へと続く道。
子供からお年寄りまで、たくさんの人たちで賑わっている。
「チョコバナナに焼きそば、射的に金魚すくい。楽しー‼」
「もぉーはしゃぎ過ぎー」
キャッキャと子供のように、はしゃぐなっちゃん。
そんな彼を優しく見つめるゆっち。
……いいよねー
この二人の雰囲気。
ほんとお似合い。
「なぁ」
「ん?」
琥侑に声を掛けられ、あたしは上を見上げる。
下から見ても、やっぱり格好良いなぁ。
……このオトコ、欠点ってのはないのかな?
「お前甘いもん好きだよな」
「え、
……って‼」
返事をする間も無く、琥侑は近くの夜店に歩み寄った。