だから、お前はほっとけねぇんだよ
「うっ……、ごめん……」
……って!
やば。
思わず謝っちゃった。
「あ……えっと、じゃあとりあえずメールだけしとくね」
バクバクとおかしくなった心臓の音を聞きながら、震える指先でゆっちにメールを送った。
「……行くぞ」
「う、うん」
琥侑はあたしの手を引き、歩き始める。
「おーい、そこのカップルさーん」
振り返ってみると、そこにはチャラげな若いお兄さんが屋台を開いていた。
「……え、あたしたち?」
目をパチクリさせてあたしがお兄さんを見ると、お返しにニコリと柔らかく笑った。
「そうそう君らー、アクセとかどう?」