だから、お前はほっとけねぇんだよ

「……アクセ?」


「うん、そうー」



お兄さんは自分の足元に広げてある、沢山のアクセを指差す。

よく見てみると、なかなか可愛らしいものが揃っている。



「ねぇ、ちょっと見てって良い?」


「あ?別に良いけど……」



珍しく反抗してこない琥侑。
それが嬉しくて、あたしははにかんだ。



「ありがとうっ」



琥侑にお礼を言って、アクセサリーの広げてある前でしゃがんだ。



「わぁ!どれも可愛いー」


「でしょー?安いから買ってってー」



やたらあたしの言葉に反応してくるお兄さん。

それを無視し、あたしはそっぽを向いて突っ立っている琥侑を見て。



「ねぇ」


服の裾を掴んだ。

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