幼馴染はどこまでも俺様過保護

『きょうは私服と聞いてますが、とても可愛いお洋服ですね?どちらかのブランドですか?』

『いいえ、ノーブランドです。ブランド物は高くて私にはまだ無理ですから』

『そんな事ないでしょ?随分、活躍されてらっしゃるし、年頃のお嬢さんならブランドのお洋服にも興味あるでしょ?』

『ブランドのお洋服も素敵だと思いますが、今はまだ、私には似合わないと思うので…もう少し大人になってからにしようと思ってます。それにまだお小遣い制なんです。だから高い物買えなくて…』

『あら、じゃそのピアスはプレゼントかしら?それダイヤでしょう?あなたのお家は有名な宝石店でらしったわよね?』

その時、澪ちゃんがアップになり、そしてピアスがズームされた。

えっ嘘!?なんでそのピアス付けてるの?ブローチだけで、ピアスは違う物を付けてって言ったのに!どうしよう…隼翔やおじ様は、本物だって気付くだろうか…

となりに座る隼翔を横目で見ると食い入る様にテレビを見ている。

ま、まずい…

『え?違いますよ!フリマで見つけた安物ですよ?』

『フリマってフリーマーケットの事でしょ?よく行かれるの?』

『はい!安くて良い物が有りますから』

澪ちゃん…フリマって言っちゃった…

騒がしくならなきゃ良いけど…

「親父、あれどう思う?」

「まぁフリマと言うものがどんな物かは知らないが、そんな高い物は売っていないだろ?良く出来たおもちゃだろ?」

どうなるかと思ったが、おじ様の一言で隼翔もその話は終わらせてくれて、私はホッと胸をなでおろした。





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