偽りの姫
そして玄関に着き、あくびをしながら靴箱を開けた

藍『ふぁぁぁぁ、たっくなんでみんな先にいっちゃうのかな!』

そうみんなへの愚痴をこぼしながら上履きをとった


……いや、正確にはとろうとした


でも上履きの上に何枚もの紙があったから取れなかった

そのうちの一枚をとってみた

すると

「死ね!」

って書かれてた

他の紙はと見てみると

「消えろ!」 「うざい!」 「ブス!」

「馬鹿!」 「瞬様に近寄るな!」

「七瀬様達に近寄るな!!」

「嵐龍の皆様に近寄るな!」

「学校に来るな!」 「きもい!」


わぉ!

すごい!これが世に言ういじめってやつだ!

でも嵐龍に近寄った覚えはない

近寄りたくもない

そして瞬はなー同居人だし

礼央たちだってな、私、一応姫だし

近寄らないは無理かなぁ

「死ね!」 「消えろ!!」

死にたくないし 消えたくないし

「うざい!」 「きもい!」

私もうざい 私もきもい


なんか、つまんないことばっかだなぁ

それになに?

「学校に来るな!」

生徒の義務だしなぁ


「馬鹿!」?

私、一応大学卒業してるけど


「ブス!」

生まれつきだしなぁ←美女です


まぁこんなのはどうでも良いけど、面白いから持っておこう

私はその紙をバックの内ポケットに入れた

するとちょうど良いところに

礼央『何してんだ?はやく行くぞ』

そして私と礼央は教室へ向かった
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