再会は、健康診断で。
かえ、本当にかわいかったな。あの姿を俺しか知らないと思うともううれしくてたまらない。
ついつい顔がニヤけてしまう。それを伝えて好きって言ってほしくて言わせようとすると、赤くなったかえは布団の中に隠れてしまった。
「え、かえ?」
そのままあっという間に寝息をたてて眠ってしまったかえに、笑みがこぼれる。
やっぱり疲れたのかな。にしてもかえって寝付きいいんだ、寝るの早すぎ。
俺も働き通しで疲れてるはずなんだけど、なんか興奮してて全然眠くない。
ずっと好きだった女の子と付き合い始めて、初めてしたんだからそれも当然だよな。
俺の腕の中で、無防備な寝顔で眠っているかえの顔を覗きこむ。
しばらくその初めて見るかわいい寝顔を見ていると、かえが寝返りをうって俺に抱きついてきた。
「んー、航」
そのまま甘えた声で俺の名前を呼んで、胸に頬を擦り寄せてくる。
「なに、これ。超かわいいんだけど」
感動もののかわいさなんですけど。そのままかえをぎゅうっと抱きしめてサラサラの長い髪を撫でる。
前も思ったけど、俺と同じものを使ったはずなのに香りが違うのはなんでなんだろう。