夏の夜の光
『なんかあってんやったら聞くけど』

私は言った。

『うん…』

『私貴斗のそんな悲しい顔見たくないもん。』

『言っても俺の前からいなくならん?』

私はニコッとわらって

『なるわけないよ』

と言った。
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