夏の夜の光
貴斗はうつむきながらも話始めた。


『俺…高校の時むっちゃ仲良い二人がいてんそいつは巧(たく)と花(はな)って言うやつやねんけど…』


『そうなんやぁ…男の子と女の子やってんなぁ~』

『そう。最初になぁ~んか馬が会うって言うか。まぁそんな感じやってん。クラスも3年一緒でさぁ!』


『へぇ~良いやん★』
私は羨ましいなぁと思っていた。

『でもなぁ…』
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