歌姫~♂王子と姫♀のLast love~『完』

美紀は、不思議そうに見つめてくる。
……その女が私だってバレ…た?


「な~んで、愛が知ってるのよ?」


美紀は、どんどん顔を近づけてくる。

けれど、タイミングよくチャイムが鳴り担任がクラスに入ってきた。





た…助かった。







けれど、本当の恐怖はこれからだった。

私たちの友情が、こんな事で壊れる訳がなかったのに。


全部

私がいけなかったんだ。


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