元カレバンドDX
あたしと小巻は、タルトが美味しいと評判のカフェに入ることにした。
実は、大学を卒業してから小巻と会うのは、今日が初めてで、社会人になって毎日が忙しい彼女とやっとお茶をすることができて、あたしはこの日を心底楽しみにしていたのだ。
カフェに入るなり、あたしと小巻は“昼下がりのタルトセット”を2つ頼んだ。
「仕事大変~?」
「うん。でも先輩優しいし、人間関係に恵まれてるから毎日楽しいよ」
「そっか、よかったね」
本当に楽しそうに話す小巻は、とても生き生きとしている。
「陽愛は?オーディションの調子はどう?」
「う~ん、相変わらずかな~。この歳になるとね、もう受けられないオーディションとかあるの」
「え!?そうなの!?」
「うん。応募資格が18歳以下とか22歳以下なんだよ。22歳以下って、もうぎりぎりじゃん?」
「確かに」と言って、小巻はうなずく。運ばれて来た3種のベリータルトとキャラメルバナナタルトをシェアしながら、3カ月振りのトークは弾んだ。
実は、大学を卒業してから小巻と会うのは、今日が初めてで、社会人になって毎日が忙しい彼女とやっとお茶をすることができて、あたしはこの日を心底楽しみにしていたのだ。
カフェに入るなり、あたしと小巻は“昼下がりのタルトセット”を2つ頼んだ。
「仕事大変~?」
「うん。でも先輩優しいし、人間関係に恵まれてるから毎日楽しいよ」
「そっか、よかったね」
本当に楽しそうに話す小巻は、とても生き生きとしている。
「陽愛は?オーディションの調子はどう?」
「う~ん、相変わらずかな~。この歳になるとね、もう受けられないオーディションとかあるの」
「え!?そうなの!?」
「うん。応募資格が18歳以下とか22歳以下なんだよ。22歳以下って、もうぎりぎりじゃん?」
「確かに」と言って、小巻はうなずく。運ばれて来た3種のベリータルトとキャラメルバナナタルトをシェアしながら、3カ月振りのトークは弾んだ。