元カレバンドDX
 あたしはまた考えた。ふとんの中に一緒に寝るというのは、
どういうことなのだろうか。

 やはり何かことが行われたりするのだろうか。

 いやしかし、今日の今日でまさかそんなことがあるわけがない。

 こういうのは、大抵3回目のデートが相場だと聞くし、スバルはきっとお昼寝的なことを言っているのだろう。

 だって、あたしたちは、今さっき気持ちを確認したばかりなのだから。

 服を着たまま、一緒に寝るくらいなら大丈夫。
 
 むしろ一緒に寝て、スバルとくっつきたいと思った。

「……うん、それならいいよ」

 あたしの了解を得たスバルは、靴下を脱いでふとんの中に入った。

 あたしもスバルのあとに続く。

 ベットの壁際をあたしに譲ると、スバルはあたしを包み込むように腕をまわした。

「彼女できるの久しぶりだな」

 色素の薄い彼の瞳に、あたしの顔が映って見えた。

「ねぇ、ふとんの中だし、やっぱ服脱いだら?」

「はい!?」
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