white coat




少しして杏乃は眠りについた


俺は、傷のことが気になってとてもじゃないけど眠れなかった





ほとんど眠れないまま朝を迎えた



杏乃はまだ寝ている



帰ってきてから話そうと思い、起こさずに仕事に向かった




これが間違いだった


一緒にいてやればよかった

もっと話聞いてやればよかった



そう、あとで後悔することになるなんて知るはずもなかった




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