white coat


ぼふっとベッドに入った明音はそのまま眠りについた




薬…



あ、ご飯食べなきゃ飲めない…



キッチンに戻ってお粥を作ることにした




料理には慣れてるはずなのに、熱のせいでうまく体が動かない



ときどき休みながら作って、30分以上かかってやっとできた




寝室に行くとまだ眠っていた明音


起こしたくないけど…


早くご飯食べて薬飲んだ方がいいもんね




「明音、おきて?」



「ん…ん?」


「お粥作ったんだけど…食べれる?」


「うん。ありがとうな」



ぽんぽんとらあたしの頭を撫でてからお粥を食べ始めたら



< 90 / 236 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop