最期の時間を君と共に
いつも通りだ。なにも変わらない。
「ねー、なにして遊ぶの?」
ずっと気になっていたのだ。首を傾げて問う。
「小学校、中学校付近に行こうと思ってるんだ」
え……!私は目を輝かせる。小学校に行けるだなんて……!中学生のときは何度も何度も小学校に行きたいと嘆いていた。高校生になった今、知っている先生は全然いないし、嘆くことはなくなった。でも、行きたいという気持ちが完全に消え去ったことはない。
「本当に?やった!行きたかったんだよねっ」
「だろうと思った。じゃ、さっそく行こ」
「うんっ」
ステップして、誓の前を行く。
「……なぁ、ゆずき。手、繋がね?」
「……え?」
今、なんて言った……?手、繋ごうって言わなかった?聞き間違い?
「ねー、なにして遊ぶの?」
ずっと気になっていたのだ。首を傾げて問う。
「小学校、中学校付近に行こうと思ってるんだ」
え……!私は目を輝かせる。小学校に行けるだなんて……!中学生のときは何度も何度も小学校に行きたいと嘆いていた。高校生になった今、知っている先生は全然いないし、嘆くことはなくなった。でも、行きたいという気持ちが完全に消え去ったことはない。
「本当に?やった!行きたかったんだよねっ」
「だろうと思った。じゃ、さっそく行こ」
「うんっ」
ステップして、誓の前を行く。
「……なぁ、ゆずき。手、繋がね?」
「……え?」
今、なんて言った……?手、繋ごうって言わなかった?聞き間違い?