最期の時間を君と共に
他にも4人いて、全員で6人。4チームあって、赤組が2チーム、白組が2チーム。緊張で本番すごい焦ってたなぁ……。でも、なんと私たちのチームが手にした順位は1位。誓と2人でハイタッチしながら喜んでいたら、近くにいたカメラマンに写真撮るよーと声をかけられたんだ。それで、私と誓は1の旗を持って、ピースをした。
「……そうなんですか」
「あぁ、そうだよ。しばらくは貼られているだろうし、また放課後に見に来るといいよ。じゃあ、私はそろそろ失礼するね」
「あ、ありがとうございました!」
小さくお辞儀をする。京田先生は手を振ってくれた。
「誓、覚えてる?あの写真」
「もちろん。ゆずきの緊張してる姿、すっげぇおもしろかった」
「それは忘れていい!」
なんでそんな私のみっともない姿を覚えてるかなぁ……。すぐに忘れてほしい。はぁ、と落胆する。
「……そうなんですか」
「あぁ、そうだよ。しばらくは貼られているだろうし、また放課後に見に来るといいよ。じゃあ、私はそろそろ失礼するね」
「あ、ありがとうございました!」
小さくお辞儀をする。京田先生は手を振ってくれた。
「誓、覚えてる?あの写真」
「もちろん。ゆずきの緊張してる姿、すっげぇおもしろかった」
「それは忘れていい!」
なんでそんな私のみっともない姿を覚えてるかなぁ……。すぐに忘れてほしい。はぁ、と落胆する。