君の隣で花が散る
わぁ~、恥ずかしい。

まあ突然「そんなわけないかっ!」なんていったらみんなびっくりするだろうしね。

おでこに磁石が入っているとかアホなこと考えてたなんていえないし。


「なんでここにれおがいるのよ」

「俺が悪いのかよ」

「いやそうじゃないけど」


とりあえず反抗してみたけど、恥ずかしさが増すだけだ。


「俺もファッションショーに出るから服を見せないといけないから」


あ、そうだった。

一緒に買いに行ったのに忘れていた。


「れお、あの時お金れおが払ったよね?」

「ああ」

「ごめんね! 後で渡すから!」

「いや、あれはいい。俺のじゃないから」


ん?

なにが?

お金がってこと?


「死神がこの世界でお金を使う分には死神界から貰えるから」

「ほんとうに?」

「なぜ俺がうそをつく必要がある?」

「ないけど......」
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