道の果て・・
彼にはおじさんになっていて欲しいと
思うにも関わらず、自分は
少しでもきれいだと思われたくて
久々にエステにも通った。

当日、着ていく服を
選びながら、あの中学生のころに
初めて行ったお祭りの日を
思い出した。

あの日も、少しでも可愛くみられたいと
必死で服を選び、髪を下ろしたり
そんなことをしていた。

私はあの頃と中身はちっとも
変わってない。

そして当日を迎えることになる。
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