ある雪の降る日私は運命の恋をする
「朱鳥ー、着いたよー。」

「…スースー……」

マンションに着いたが、朱鳥はまだ寝ている。

起こすのも可哀想だし、家まで連れていくか。

荷物は、一旦車に置き、まずは朱鳥を抱っこして家に運ぶことにした。

家に着き、ベッドに朱鳥を寝かせる。

朱鳥は、ぐっすり眠っていて、まだ起きなさそうだ。

俺は、置いてきた、荷物を車に取りに行き、夕飯を作る事にした。










「朱鳥ー、起きて。夜ご飯できたよ?」

「……ん?…………家…着いたの?」

「うん、朱鳥が寝てたから家に連れてきたよ。それに、ご飯もできたし、一緒に食べよ?」

「うん」

朱鳥は、眠そうな目を擦って体を起こした。

ノロノロとした足取りで食卓椅子に座る。

今日のご飯はカレーライスだ。

「うわ~美味しそ~!!」

朱鳥も、目を輝かせている。

「「いただきまーす。」」
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