密かに恋焦がれて

「待ってよっ」

「さんざん待った」

「まだ飲んでる途中なんだけど」

「お茶1杯飲むのに二時間もかけすぎだ」

「これから見たいドラマがあるの」

「諦めろ」

ヒロは琴美の抵抗などあっさりと封じ込め抱きしめた、そうしておとなしくなった頃を見計らい抱き上げると寝室に連れて行く。

ずるいんだから……
ヒロは知っているのだ。
温かい体温にすっぽり包まれてると居心地がよくて琴美がすっかり安心しきってしまう事を。



ベッドに下ろされ向き合ったヒロと琴美は見つめ合う。

「愛してる」

「私も……愛してる」

ヒロは琴美に口づけ唇が重なる。



ーENDー











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