密かに恋焦がれて
「私のことを本当に信じてくれてるの?」
「信じてる」
ヒロは琴美にキスをした。
「ちょっと、ここお店!」
「大丈夫だ。今の時間は客通り少ないから問題ない」
「問題あるでしょ。ちょ、ちょっと……」
奥の方に連れて行かれると後ろから抱きつかれた。
「ねぇ、お客さん来たら見られちゃうよまだ仕事中でしょ」
「そうだな、まだ仕事中だしな」
ヒロはスッと琴美から離れた。
「まぁ明日は休みだ。帰ってからでも、たっぷり時間はあるし一晩中、可愛がってやるよ」
一晩中……
琴美は否定の意味を込めておもいっきり横に首を振る。
青ざめた琴美にヒロはニヤリと笑った。
その晩、引き延ばし作戦をしてヒロから逃げまくっていた琴美は入浴後にお茶を飲んでいる最中にとうとう捕獲された。