密かに恋焦がれて
マンションのエトランスに入りインターホンで兄から聞いていた番号を押しロックを解除してもらう。
エレベーターで上がり部屋のドアチャイムを鳴らすと中からドアが開いた。
「思ったより早かったな入れば?」
「うん、おじゃまします」
「ヒロが来るにはまだ早いし何か飲む?」
「そうだね何があるの?」
お兄ちゃんに手招きされてキッチンに行くとコーヒー、日本茶、紅茶その他に冷蔵庫の扉を開けるように言われてその通りにすると炭酸飲料なんかも入っていた。
「お兄ちゃんて紅茶飲めたっけ?」
お兄ちゃんは紅茶が苦手だったはずだと訊いてみたら。
時々、会社の同僚や後輩もここへ来るから誰が来てもいいように用意してあるんだと説明された。