密かに恋焦がれて
私の作った物の他にお兄ちゃんも二品ほど簡単なものを作り後はお店で買って置いた直ぐに食べられるおつまみを出せばいいと話をしている時。
部屋のインターホンの音で直ぐにお兄ちゃんが応対した会話からヒロが来たのだと解った。
嬉しいを飛び越して急に不安になり無意識に手を胸にやる。
ヒロになんでここにいるんだと言われたら?
「なんて顔してる?」
「いまさらだけど私がいたら迷惑じゃないかなと思ったの」
不安だと訴えるも兄はニヤリと笑い思ってもみなかった事を言う。
「今回はあいつから言ってきたんだ。たまにはお前も誘おうって。どうした心境の変化だろうな」
ヒロから……。
信じられなくて本当かと確認してしまった。
「本当だ」
そんな話しをしているうちにドアチャイムのなる音がした。
ヒロが来たんだ!
予想以上にチャイムの音が大きく聞こえ心臓が跳ねる。