密かに恋焦がれて

「こっちのバッグはどうするの?」


「軽くて気に入ってたけど結構傷んでるしリサイクルショップに持って行っても引き取ってくれないかもしれない。処分するしかないよな……」


たしかにそれなりに売れる物でないと引き取ってくれないよね。


「こういうバッグも楽そうで良いよな」


買ったときは迷って時間もかかって大変だったけどバッグにして良かった。


このあとはもう1つの目的
落ち込んでいるヒロを励ます!をちゃんとやり遂げると何故か二人して呑み比べなんてのを始めてしまい付き合いきれないから私はキッチンに行き片付けられる物だけやろうと洗い物を始めた。


これぐらいやっとけば良いだろうと区切りをつけ声をかけると顔を向けたお兄ちゃんは目が座っていたかなりの量を飲んだらしい。

「そろそろ帰る」

「俺も明日仕事だし帰る」


横になって寝ていたはずのヒロはムクッと身体を起こした。


「泊まって行かないの?」


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