一度きりのpresent〜あの頃の私はあなたとの未来を信じた
望:うん、時間が解決するにはお母さん自身が乗り越えようとしないと難しいな。空で見てる玲奈がお母さんを心配するから何とかしてあげたいけど、俺は会うと思い出させてしまうからもう少し控えるよ。


レイラ:私だけでは支えてくのは難しいな、いつかは命日でなくても家族でお姉ちゃんの事話せたらいいなと思いながらなかなか出来ないんだ。



望:俺は、玲奈に夢の中で話せたから立ち直るきっかけにはなったけど、毎回玲奈に頼るのはどうかなと思うから自力で何とか出来たらいいな?。


レイラ:皆が心配するから戻らないとね、またお姉ちゃんの事は今度かな。


望:そうだな、抜けたの気づかれてないといいけどな。一宮と大河内は気づいてるかもしれないけど、秘密に出来る範囲だよ。


-望が戻ってみると、お菓子食べたりしていてほとんど気づいてなかった。来栖はまわりの女子から抜けてやっと詩音に話しかける事が出来た。



女子:結城君、話しましょう。誕生日教えてね。


来栖:俺の誕生日は、5月16だからもう少しで誕生日なんだよ。


女子:そうなんだ、結城君への誕生日プレゼント何にするか決めよう。


来栖:ありがとう、楽しみにしてるよ。



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