私の最後の愛
side龍
希の髪を綺麗にして家に着くと希が先に歩きだした。
俺も煙草を出して火をつけようとすると何かがピカリと光った。
目を細めてみると銃を持った男。
狙いは_______________希。
「チッ!」俺の舌打ちに気付かない希はどんどんと進んでいく。
「希!戻れ!!」
そう言っても何を言っているかわからない様子で希は首を傾げる。
虎と紅もまだ銃の事には気づいていない。
俺が走り出して希の前に立ちはだかった瞬間胸に穴が開いた。もう1発腹に入って、グラりと体が傾くと希の手が俺を支えた。
だが、足に力が入らなくて地面に膝をついた。
1番に聞こえたのは紅の焦った声。