私の最後の愛

「ごめんね。龍、私の事を庇ってくれて。良かったのに庇ってくれなくても。今私がこんな気持ちになるのなら撃たれていた方が良かったかもね。」

笑いながら言ってるつもりなのに龍の手には雫が落ちる。

「っ、龍死なないで。私を置いていかないでっ?もっと貴方の愛が欲しいの。私を一生愛してくれるんじゃなかったのっっ??」
手を揺すっても瞼は固く閉ざされたままで。

「私はこんなにも愛しているのにッッッ。」

立ち上がって龍の瞼に、鼻に、口に私の唇を重ねる。

「早く起きて『煽ってんのか』って言ってよ...」

椅子の上で丸くなると瞼を閉じて意識も閉ざした。
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