HEAVEN ROAD
ベッドの上の静香はあたしに話し掛ける素振りもみせない。
あたしも何を話せばいいのかわからなくて黙ったまま……
そんな沈黙を破ったのは京香。
「静香、カナさんに聞きたいことがあったんじゃないの?」
「あぁ」
静香は京香に急かされてもなかなか話そうとはしない。
「話って?あたし、沈黙続くのとか苦手なんだ」
「悪い。翔は、翔は笑ってるか?」
「今は笑ってねぇだろうな」
「はっ?」
あたしのその言葉に静香はあたしを睨み付ける。
ホントに双子なのに全く違う2人。
「今は辛そうな顔ばかりしてる」
「なんでだよ?お前翔の彼女だろ?」
そういう事か……静香はあたしが翔の彼女だと思って、話を聞きたかったわけだ。