御曹司様のことなんて絶対好きにならない!
「無自覚っていうか、ホントに惚気じゃないんだってば」
「幸せな時は惚気ていいの!香奈美の食べてる顔と同じで、聞いてると嬉しくなってくるんだからさ。
あ、でもTPOは選びなさいよ?社の肉食女子さん達に知られたら、確実に食い殺されるから」
知恵ちゃんに楽しそうに物騒な予言をされて、顔が引き攣る。ありえそうすぎてで怖い。
心からのため息をついて、私達は午後の仕事にかかるべく社に戻った。
午後は料理研究家さんからのレシピを元に打ち合わせ。
午前中外回りに出ていた係長や井深さんがバタバタと小会議室に入って来る。
当然のことだけど、尾関さんも含めみんなこの案件だけ仕事してるわけじゃない。他にも同時進行の案件を抱えてるし、定期的に取引先に顔を出す事も必要だ。
もちろん私も通常業務や他に小さな案件を1つ持っている。とはいえ、補助的役割しか出来ない私の忙しさと営業さんの忙しさは比較にならないはず。
特にこの3人はデキると評価の高い人達だし。
「幸せな時は惚気ていいの!香奈美の食べてる顔と同じで、聞いてると嬉しくなってくるんだからさ。
あ、でもTPOは選びなさいよ?社の肉食女子さん達に知られたら、確実に食い殺されるから」
知恵ちゃんに楽しそうに物騒な予言をされて、顔が引き攣る。ありえそうすぎてで怖い。
心からのため息をついて、私達は午後の仕事にかかるべく社に戻った。
午後は料理研究家さんからのレシピを元に打ち合わせ。
午前中外回りに出ていた係長や井深さんがバタバタと小会議室に入って来る。
当然のことだけど、尾関さんも含めみんなこの案件だけ仕事してるわけじゃない。他にも同時進行の案件を抱えてるし、定期的に取引先に顔を出す事も必要だ。
もちろん私も通常業務や他に小さな案件を1つ持っている。とはいえ、補助的役割しか出来ない私の忙しさと営業さんの忙しさは比較にならないはず。
特にこの3人はデキると評価の高い人達だし。