L'eau, je suis important...



2階につき、昨日の部屋に入る。


「そこら辺、座ってろ。」


ソファーを指しながら言うと、玲は近くにあった黒いソファーに座った。


「飲み物とってくんな。」


そう言って、部屋にあった入り口とは別の扉に入った。

ここは簡単に言えば共同キッチンみたいなところ。


コーヒーメーカーもあるし、ティーバッグなどもおいてある。


俺はブラックコーヒー。玲は…。コーヒーは飲めねぇよな。

冷蔵庫からオレンジジュースを取り出し、グラスに注いだ。


お盆にコーヒーカップとグラスをのせ、扉を開けた。


「待たせたな。」


オレンジジュースを玲の前に置いた。


「オレンジジュースで良かったか?」

「うん!僕オレンジジュース好きだから!」

「そうなのか。それは良かった。」


自分の前にコーヒーカップを置きながら話す。


「あいつらが来るまで昨日の話はできねぇから、何か聞きたいこととかあるか?」

「うーん…。」


腕を組み考え始めた。


「あ!蝶月って暴走族なの?」


質問が思い浮かんだ玲がビシッとこちらに指を向けて口を動かした。


「それは違うな。俺らはチームだ。」

「チーム?チームって?」

「単純に言えば、上下関係がほぼない。
トップが4人いてそれ以外は全て平等だ。
それに、抗争も参加したくないならしなくていい。本人の意志で決められる。」

「なるほどね〜
暴走族みたいにルールがないってこと?」

「まぁ、そういうことになるな。」


話が一段落ついてコーヒーを口にする。

うまいな…。


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