L'eau, je suis important...
でも両親の言葉で自然と涙が出た。
僕は一人じゃないんだ。
素直にそう思えた。
僕が不安になってどうする。
僕が悠太を信じるんだ。
僕が悠太を信じて、起きるのを待つんだ。
両親の言葉でそう決心することができた朝だった。
赤く染まった瞳を隠すために軽く冷やして、家を出た。
瞳に映る景色を焼き付けるようにのろのろと歩く。
真っ青のキャンバスに白い絵の具を広げたような空が美しく、心が少し癒えた。
公園につくと、舞羽ちゃんはまだ来てなかった。
木のそばにあるベンチに腰掛け、これから話すことを頭の中でまとめていた。
まず悠太が怪我して入院していること
何で怪我しかのかは言っていいのかな…?
悠太は舞羽ちゃんに蝶月のこと話してるんだろうか…。
無意識に眉間にシワがより、考え込んでいると
「佐藤くーん!」
小走りでこちらに向かってくる舞羽ちゃんがいた。
「待たせちゃってごめんね」
申し訳なさそうに謝る舞羽ちゃんを隣に座るように促した。
「わかってると思うけど、いい話ではないからさ…。心の準備できてる?」
僕の言葉を聞いた舞羽ちゃんは、ぎゅっと唇を閉じるとゆっくりと頷いた。