L'eau, je suis important...
私の言葉を聞いて、目を見開いたと思うと、目を細めて優しく笑った。
「愛されてるね。舞羽ちゃん。」
「なんで?」
「金曜の夜か土曜の朝から月曜の朝まで家政夫の仕事してたから、朝は相当早く出ないと舞羽ちゃんを迎えにはいけないと思うよ。きっと頑張って早起きしてたんだろうね。それに悠太は早起きが苦手だからね。」
確かに…。
悠太くんはもともと遅刻の常習犯だった。
私を迎えに来てくれるようになってからそんなことなかったから忘れてた。
私のために頑張って早起きしてくれてたんだ…。
胸がきゅっとなってじんわりと暖かさが広がった。
はやく。早く悠太くんに会いたいな。
はやく悠太くんとお話がしたい。
好きだよ。悠太くん。
待ってるから。はやく目を覚ましてよ…。
「ねぇ、大﨑くん。
悠太くんの弟の大﨑くんにお願いがあるんの。」
幸せな気持ちと切ない気持ちを胸の奥に閉じ込めて、真剣に大﨑くんを見た。
「どうしたの?」
真剣な私に少し驚きつつも、大﨑くんは私の話を聞いてくれた。