L'eau, je suis important...
友達じゃないなら何なんだろうって思った。
考えても考えても、答えなんか見つからなかった。
ふとした時に浮かんできた“家族”“兄弟”という関係。
本人の口から聞くまではわからないけど、もしかしたらそうなのかなって言うのがあった。
だからこそかな。
私がそんなに驚かなかったのは。
「そうなんだ…」
本人からちゃんと聞けて素直に嬉しかった私は相槌を打った。
「さっき記憶がなかったって言ったでしょ?」
「うん」
「その一部って悠太と小さい頃のことだったんだ。悠太のことはただの家政夫って思ってた。」
「家政夫?」
なんで家政夫…?
悠太くんは大﨑くんの家に家政夫として務めていたの…?
「月曜日は登校、金曜日は下校一緒にできない日なかった?」
月曜日と金曜日…?
あっ…
「確かに金曜日は一緒に帰れない日もあった!でも月曜日はそんなことなかったよ!」