L'eau, je suis important...


友達じゃないなら何なんだろうって思った。

考えても考えても、答えなんか見つからなかった。

ふとした時に浮かんできた“家族”“兄弟”という関係。


本人の口から聞くまではわからないけど、もしかしたらそうなのかなって言うのがあった。


だからこそかな。

私がそんなに驚かなかったのは。


「そうなんだ…」


本人からちゃんと聞けて素直に嬉しかった私は相槌を打った。


「さっき記憶がなかったって言ったでしょ?」


「うん」


「その一部って悠太と小さい頃のことだったんだ。悠太のことはただの家政夫って思ってた。」


「家政夫?」


なんで家政夫…?


悠太くんは大﨑くんの家に家政夫として務めていたの…?


「月曜日は登校、金曜日は下校一緒にできない日なかった?」


月曜日と金曜日…?


あっ…


「確かに金曜日は一緒に帰れない日もあった!でも月曜日はそんなことなかったよ!」


< 343 / 359 >

この作品をシェア

pagetop