L'eau, je suis important...





そして数分後…



山本たちも書き終わったようだ。





山本が書いた言葉、





『青く冷静に、龍のように迫力を。
そんな戦いを出来るように。
1戦1戦を大事に。

最後の体育祭!
みんなでいい思い出を作ろう!
         舞羽』




あぁ、なんかやっぱりスゲェーな!



俺らの色である青と旗に書いた龍。
それをうまく言葉にしてかけるって。

そしてそれで、最後には盛り上げる。




やっぱスゲェーな、山本は。





山本たちが書いたのが最後だったみたいで、片付けにうつった。




旗を俺が前に持って行き、席を戻し、それぞれ席についた。





「髙野くん。お疲れ様〜」



ふわっと花が咲くような笑顔で言った。



「おう。お疲れ。」



「まぁ、でも私達はまだなんだけどね!
本当にごめんね!本来なら、昨日で終わっていたのに!」



「気にすんなって言っただろ?
いいんだよ。俺ももっと時間をかけて、塗り込みたいからな。」



山本を慰めるようにそう言うと、



「ホント?
ありがとう!髙野くん!」




山本の笑顔に少し心臓の音が大きくなったように感じた。





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